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本部ならびに各支部との連携をはかりながら、関東支部会員企業のニーズに合わせて、講演会や工場・施設見学会等の支部独自の活動を実施しています。また、情報交流会、懇親会なども実施し、会員企業間の交流を図る取り組みも行っています。

JAPIA 関西支部 新着情報

支部長挨拶

一般社団法人日本自動車部品工業会副会長・関西支部長 吉田夛佳志


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関西支部長の吉田でございます。

私は以前に当工業会の機関紙「JAPIA NEWS」の巻頭言で、『誰かもどこかで』というタイトルで『世界で一番貧しい大統領のスピ―チ』をご紹介いたしました。会員の方々ではお読みいただけた方もおられるかと存じますが、改めて当時を思い出しながら筆を執っております。前回、大統領の言葉を通して伝えたかったのは、「貧乏とは少ししか持っていない事ではなく、無限に欲が有り、いくら持っていても満足しない」とのメッセージでした。


最近"働き方改革"が盛んに言われています。超長時間にわたる残業が生み出した不幸な出来事がきっかけとなり、この言葉が生まれました。事件や事故が起きる前、まだ何もない時点で早く気付くべきでしたが、不幸は事が起こってから気付くのが世の常です。


そもそも残業はどうして必要になってきたのでしょうか? ここに働き方改革と言う言葉の真意が隠されていると思います。残業は「限られた時間内では必要なものが間に合わないから、働く時間を延長して対応しよう」との安易な考えからの発想だったと、今は思っております。物が売れれば売れるだけ作り、挙句の果ては24時間近く働き続けるのが世の常になってしまっているのが現状です。


戦中に育った私は、幼い頃から働くことは"善"、遊びは"悪"との環境下で育てられました。有給休暇は病気の時に取るものとの認識しかなく、ただただ働く事が生き甲斐でありました。お客様に必要な物を必要な時に必要な数だけお届けすることに達成感を見出しておりました。「なぜご注文いただいた数量を超えてまで、通常の納期内にお届けしないといけないのか?」そう考える前に従業員を残業させ、納期対応を続けておりました。就業時間を延長してお客様のご要望にお応えする事が正しいことと考え理解していたところに問題があったのでは...と、今は思い始めております。


お客様は神様との考え方は、あたかも神様が決められた様に、間違って理解していたと思います。その考え方が不幸な出来事に繋がってしまった以上、ここでもう一度原点に返らなければなりません。お客様は神様ではなかった...と言うことです。お客様のご要望に応えるために一生懸命努力していたものの、それで不幸が起きれば神様の思し召しとは真逆なことだと、もっと早くに気付くべきでした。お客様にも、しばらく待っていただけるようにお願いするように、もっと努力をするべきでした。


一定時間内の生産量には限りがあります。能力以上の需要であれば残業で対応するのではなくて、お待ちいただくという習慣をしっかりと醸成していかなくてはなりません。そうしないと第二、第三の不幸な出来事が、また起こることになります。


"お待ちいただく"を基本に据えると、多少良いこともあります。一つは、遮二無二に増産せず、計画的な生産ができると言うことです。ムダ・ムラ・ムリをなくし、平準化した生産が可能になります。二つ目は、当初の見積り原価のまま生産できる事です。残業をすると割増賃金が発生しますが、これがなくなります。三つ目は、手に入るまで待つという習慣が醸成され、お客様も計画的に発注せざるを得なくなります。この考え方を育くむことが、不幸な出来事の再発を防ぐ原点ではないでしょうか?


今後は、次世代の神様とお付き合いしていくためにも、我々サプライ・サイド側での改革を進めて行きましょう。


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