原材料・エネルギー等の価格転嫁促進ツール

部工会では円滑な価格交渉・取引適正化推進のために、原材料やエネルギー、労務費等の価格を一般的に公表されているデータに基づき、価格推移と増減を表計算ソフトで分かりやすく確認できるようにしたツールを作成いたしました。コスト上昇の適切な価格転嫁サプライチェーン全体での適切な分配に向け、ご活用ください。


<特長>
 ・自動車産業で使用する主な原材料・エネルギー・物流の価格推移が一目でわかる    
 ・財務省統計や電力・ガス会社等の公表データ、新聞市況等のデータ、厚生労働省・自動車総連とJAMから提供いただいたデータを使用    
 ・労務費に関連する消費者物価指数・賃上げ率・最低賃金の推移がわかる    
   *自動車総連:12労連(全トヨタ労連、全日産・一般業種労連、全国本田労連、全国マツダ労連、    
    全三菱自動車・三菱ふそう労連、スズキ関連労連、SUBARU関連労連、全ダイハツ労連、    
    全国いすゞ自動車関連労連、日野自動車労連、ヤマハ労連、日本自動車部品産業労連)の    
    メーカー部会、車体・部品部会    
   *JAM:自動車部会56単組    
<指標>
 ・金属材料     :鉄系材料、銅系材料、アルミ材料        
 ・非金属材料    :樹脂、ゴム、ウレタン        
 ・エネルギー  :電気代、ガス代        
 ・物流           :国内トラック運賃、海外船便(輸出、輸入)        
 ・労務費    :消費者物価指数(前年比)・賃上げ率(年率)・最低賃金(全国平均・都道府県別)        

<活用手順>
①JAPIAホームページから「原材料・エネルギー等の価格転嫁ツール(Excel)」をダウンロード

 【注意1】ブラウザ(Edgeなど)では使⽤できません。以下が表示された場合、「ファイルのダウンロード」をクリックし、ファイルをダウンロードした上で使用ください。

 【注意2】ファイル名が「shihyoukakakusuii」であることを確認ください。以前にダウンロードしたファイルが同じフォルダにある場合、「shihyoukakakusuii (1)」などで保存され、マクロが正常に作動しない場合があります。
②パソコン内に一度保存した後に、ツール(Excel)を起動(マクロOnで起動)

③「指標」・「種類」で原材料・エネルギー・物流の品目を選択
④「期間」を選択
⑤選択した指標・種類・期間の価格推移がグラフと表で表示

⑥グラフと表を「PDF」または「CSV」で出力可能
⑦データに基づく明示的な価格協議を実現

※「ダウンロードファイル(Excel)が開かない場合

【解説動画】
本ツールの使用方法を解説した動画です(再生時間:13分14秒、倍速再生可)
・動画 https://zoom.us/rec/share/JM4JMtXc0CvkKkH-AK2M5PctRIdniMsDguxHsZNqiWDA-mGEZNhrmUwTesbZu8cR.6zlmEnSFvKNLzSZ4?startTime=1684807672000

動画内で使用した資料

【連絡事項】
 ・データ更新は月次で実施予定です。(毎月 5日、20日更新予定 休日の場合はその前後)
 ・お気づきの点やご要望、ご質問がございましたら、お気軽に 事務局 までご連絡ください。
  皆様から頂いた意見や要望を参考にし、より使いやすいツールになるように、見栄えや使い勝手を改善し、定期的に更新してまいります。
 ・2023.10.5「ポリプロピレン」を価格指標に新規追加しました。
 ・2024.1.17「労務費」に関連する指標を価格指標に新規追加しました。

お知らせ原材料費・エネルギー費・物流費の価格転嫁事例集の掲載
弊会会員各社と仕入先様で実践されている具体的な価格転嫁の事例(原材料費・エネルギー費・物流費の価格転嫁額見積もり方法)を取り纏め、上記リンク先に設置致しましたので、コスト指標ツールと合わせてご活用頂ければ幸甚です。