日米貿易協定の最終合意について

令和元年9月27日
一般社団法人 日本自動車部品工業会
会 長 岡野 教忠


このたび日米貿易協定が最終合意されました。今回の最終合意に至る交渉を担った、日米両政府関係者の多大なるご尽力に感謝いたします。

日本の自動車部品メーカーは、顧客ニーズの現地生産と競争力のある製品輸出を実現すべく、グローバルにサプライチェーンを構築し、事業展開を行っております。そのためにも、自動車部品がグローバルに障壁無く往来する自由貿易の拡大が極めて重要な課題であると認識しております。本協定の最終合意によって、自動車分野における日米間の自由で公正な貿易環境が維持・強化されることを歓迎いたします。

今後とも、自動車部品に係る関税撤廃に向けての更なる交渉を見守りつつ、裾野が広い自動車部品のサプライチェーンにおいて日本での生産・雇用の将来に対する確実性が維持・強化されることを期待しており、引続き日米両政府の積極的な取り組みをお願いいたします。