『知的財産と契約~ビジネスに役立つ契約書作り』
契約書と言われると、面倒なものと思う方もおられるでしょう。しかし、皆さん自身のビジネスに役立つように、
知的財産を取り扱う条件を関係当事者の間でしっかりと文書において決めていくことは、製品の技術的スペックや品質などを
決めておくことと同様、とても重要です。
本講演では、第 1 部において契約書を作成することの意義と技術開発の側面からの契約署作り、
第 2 部においては、利活用側面での契約書作りと国境を跨ぐところでの注意事項についてお話します。
また、知的財産に関する様々なタイプの契約書とそこでの重要な条項、判決例や事例もご紹介しながら、
皆さんのビジネスに役立つ契約書作りを考えていきます。
昨年度のセミナー「知的財産と契約~ビジネスに役立つ契約作りを目指して」と同じ内容となりますが、
今年度は一部情報をアップデートし、2部制で開催いたします。
初めて受講される方、改めて再受講されたい方も、下記ご参照の上ぜひご参加ください。
概要
【日 時】2025年7月15日(火)
第1部:13:30~16:30
第2部:15:30~17:00
【形 式】Zoomウェビナー
【講 師】御堂筋法律事務所東京事務所 弁護士・弁理士・パートナー 矢部耕三様
【レベル】初級~中級
~こんな方におススメ~
技術契約・ライセンス関係を包括的に学びたい方
【参加費】無料
【定 員】500名
【申込方法】こちらよりお申込みください。
※複数でご参加の場合お申込みは1名ずつお願いします。
【申込締切】2025年7月8日(火)中
その他の知財講座2025の講座内容については、こちらをご参照ください。
【第1部】
1.第三者と契約を行うことの意義
・ 技術/研究開発による知的資産の形成と知的財産権
・ 「契約書=取引基本契約書」だけですか?
2.開発の現場からみた契約
・ 技術/研究開発のスタート-秘密保持契約
・ 技術/研究開発パートナー同士の関係-共同開発/研究契約
【第2部】
3.利活用の現場からみた契約
・ 技術/研究開発成果の帰属と利活用-ライセンス契約
・ 知的財産権の担保化・信託化―担保契約・信託契約
4.国境を越える契約での注意事項
・ 準拠法、紛争処理、国際課税など
講師紹介

1985年、中央大学法学部法律学科卒業。1994年、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校ロースクールLL.M.課程卒業。
1991年、弁護士登録・湯浅法律特許事務所(現・ユアサハラ法律特許事務所)に入所。
1993年から1996年の間、前記イリノイ大学への留学の後、シカゴ及びロサンゼルスの法律事務所にて実務経験。
2001年1月から2021年12月まで、ユアサハラ法律特許事務所パートナー。
2022年1月、御堂筋法律事務所入所、パートナーとして東京事務所にて執務。
その他、日本特殊塗料株式会社社外取締役、イリノイ大学ロースクール非常勤教授、
日本弁護士連合会知的財産センター委員長(2022年度)、日本国際知財保護協会(AIPPI Japan)業務執行理事などを務める。
お問い合わせ:一般社団法人日本自動車部品工業会 国際部 土居 chizai@japia.or.jp 03-3445-4213